平成23年度有識者会議の概要
家畜改良センター岡崎牧場は去る3月16日に、識者を招き、鶏の育種改良について理論面からご助言を頂く場である「有識者会議」を開催しました。
今後の岡崎牧場の育種方針、改良方法について、識者から「育種価を用いた閉鎖群育種を基本とし、素材導入は育種価精度の低下を招くため慎重に実施するよう」アドバイスを頂きました。
また、「順調に改良されていることが育種価から確認されているので、表型値の変動に惑わされることなく、今後も自信を持って継続すべき」と励ましのお言葉を頂きました。
今回のご助言をもとに、更なる育種改良に努め、国民のニーズに合致した国産卵用鶏の作出普及拡大を図っていくこととしております。
お招きした識者の方々

    韮澤圭二郎上席研究員
      (農業・食品産業技術総合研究機構畜産草地研究所、家畜育種研究グループ)

    野村哲郎教授
      (京都産業大学総合生命科学部)

    小林栄治課長
      (家畜改良センター技術部技術第三課)

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