調査研究
傾斜地における草地維持技術
最終更新日 2017/05/25
目的と背景

急傾斜地放牧地における草地維持の問題

 

急傾斜地で省力的かつ安全に作業するために

  

播種作業調査の結果

無線草刈り機に簡易牧草追播機(グランドホッグ)を装着し傾斜放牧地での播種作業を試行

播種1ヶ月後の状況。 追播機の播種精度の問題から、部分的に裸地が生じた。

平均斜度15°最大斜度18°の急傾斜放牧地において、無線草刈機と簡易牧草追播機による草地更新作業が可能なことを確認した。また、この方法では播種精度が低いことが明らかになった。

極端な傾斜(最大斜度度28°平均斜度20°)放牧地における無線草刈り機の利用調査

極端な傾斜放牧地における無線草刈機を用いた掃除刈りと播種作業の可否

極端に傾斜のきつい荒廃化した放牧地において、無線草刈機による掃除刈りを行い、その後簡易牧草追播機(グランドホッグ)による牧草播種作業が可能であることを確認した。

急傾斜放牧地における刈払い作業の比較

傾斜がきつく、荒廃化した放牧地でも、作業が楽で安全かつ効率的。

作業は重労働で危険を伴い、安全確保のためには多くの休憩時間が必要となる。

急傾斜放牧地における、掃除刈り作業の作業能率について、無線草刈機と人力(刈払機)を比較した結果、無線草刈機は人力の9.7倍だった。なお、労働災害防止規程による刈払機の作業の一連続操作時間や、1日操作可能時間を考慮して掃除刈りの能力を比較した場合、無線草刈機による除刈りは、人力の30倍以上の能力があると推定される。