牧場概要

ようこそ

最終更新日 2019/06/10

家畜改良センター十勝牧場のホームページにアクセスいただき、ありがとうございます。牧場長より、十勝牧場について簡単に紹介させていただきます。

十勝牧場はJR帯広駅の北、約16kmの音更町に位置し、総面積4,100haの中に一級河川2つを有する牧場で、十勝平野を一望できる展望台、直線距離1.3kmの白樺並木、樹齢500年を超える柏の大木など観光スポットもたくさんあり、エゾリス、エゾシマリス、エゾユキウサギ、キタキツネ、タンチョウ等の野生動物も見かけます。

真冬には-25℃以下になることもあり、地下50cmまで凍結する厳しい気候ですが、4月にはフクジュソウ、アズマイチゲ、エゾエンゴサク、5月の連休頃にはキタコブシ、エゾヤマザクラが咲き、続いてオオシロバナエンレイソウ、スズランなど、夏が近づくにつれ、エゾゼンテイカ、エゾスカシユリなどの野草の花々が楽しめます

牧場で飼養している家畜は、肉用牛、乳用牛、馬、めん羊の4畜種で、主な業務は以下のとおりです。内容については各業務の紹介サイトをご覧下さい。

   肉用牛:黒毛和種の育種改良、新技術を活用した産肉能力検定手法

   乳用牛:ホルスタイン種優良種雄牛の育成、供給

   馬:農用馬の改良、希少在来馬の保存

   めん羊:育種改良素材の提供、繁殖技術の開発

   種苗:北方系飼料作物種子の増殖

   効率的な粗飼料生産

   各家畜の衛生管理

   各種研修会の開催


皆様に十勝牧場の業務、家畜、飼料作物などを少しでもご理解いただければ幸いであり、機会があれば是非とも自然豊かな北海道、十勝の地へ、そして十勝牧場にお越しくださることを職員ともどもお待ちしております。

家畜改良センター十勝牧場長