独立行政法人
家畜改良センター十勝牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産、供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

馬のジーンバンク

最終更新日 2023/11/15

現在わが国には、北海道和種、木曽馬、野間馬、対州馬、御崎馬、トカラ馬、宮古馬、与那国馬の8馬種の日本固有の在来馬がいます。
十勝牧場ではそのうちの7馬種について、生体または凍結精液による遺伝資源の保存を行っています。

北海道和種

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北海道和種馬は、名前に示すとおり北海道の馬で「道産子(どさんこ)」とも呼ばれる。
体高は130cm程度で、寒冷に強く、頑強で粗食に耐える。

木曽馬

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木曽馬は、木曽地方(長野県の開田高原を中心とした中央アルプスの山岳地帯)の馬。
体高は130cm程度。源平時代の「いけづき」「するすみ」など、日本史に名を残す名馬もいる。

対州馬

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対州馬は、長崎県対馬の馬で、体高は125cm程度。
狭く、急な悪路での運搬も苦としない。

トカラ馬

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トカラ馬は、鹿児島県トカラ列島の馬で、体高は120cm程度。
現在は鹿児島県本土の開聞山麓自然公園と鹿児島大学付属農場で飼育されている。

宮古馬

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宮古馬は、沖縄県宮古島の馬で、体高は120cm程度。
性格温順で飼い主に良くなつき、粗食や重労働に耐える。

与那国馬

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与那国馬は、日本最西端の沖縄県与那国島の鹿毛中心の馬で、体高は110~120cm程度。
性格は人なつこく、最近ではアニマルセラピーにも用いられる。

野間馬

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野間馬は、野間(愛媛県今治市)の馬で、体高は110cm程度。
日本在来馬の中で、最も小柄ながら、丈夫で粗食に耐える。
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