優良品種や技術の普及
優良品種の普及
飼料作物の新品種は、従来の品種と比較して耐倒伏性や病気の抵抗性などが改良され、収量の向上が期待できることから優良品種の実証展示を行っています。
 
   実証展示ほ場の設置
家畜改良センター鳥取牧場では、肉用牛を飼養するための粗飼料を自給しており、収量向上のため、飼料作物の優良品種を積極的に導入しています。
令和5年度には、オーチャードグラス「まきばゆうか」の実証展示ほ場を設置しました。こちらは越夏性が改良された新品種で、関東以西での普及拡大が期待されており、当該地域でも既存品種の「アキミドリⅡ」より安定した年間収量を得ることが可能になります。
このことについて、ご質問や展示ほ場見学のご希望があれば、鳥取牧場業務課飼料班までお気軽にお問い合わせください。
<令和5年7月14日に品種紹介の看板を設置しました>

    令和6年度までの実証展示ほ場の収量調査結果について

 1年目と2年目の合計収量は、乾物及びTDN収量ともに新品種のまきばゆうかがアキミドリIIを上回りました。また、2年目の梅雨明け頃まで展示ほ場ではオーチャードグラスの植生が維持され、特に1番草の収量は前年を上回り、比較ほ場より多くなりました。一方で、昨年(令和5年)から酷暑が続いており、特に今年は昨年より猛暑日が多くなるなどの影響で永年草の割合が急激に減少したため、来年に追播を予定しています。