1996年以降、乳用牛の選抜指数として総合指数(NTP:Nippon Total Profit index)が用いられてきました。この指数は、泌乳能力と機能的体型(特に肢蹄と乳房)を重点的に改良しようとするものですが、2011年から公表された長命連産効果は、生産寿命の延長が期待される指数として(一社)日本ホルスタイン登録協会によって開発され、泌乳能力および機能的体型に加えて在群能力およびボディコンディションスコアなど、より多くの生産寿命に関わる形質が考慮されたものとなっています。
詳しくは(一社)日本ホルスタイン登録協会による以下の資料をご覧ください。
総合指数と長命連産効果を使用したホルスタインの改良
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※現在の長命連産効果の重み付け
産乳成分 (40) | 耐久性成分 (40) | 疾病繁殖成分 (20) | ||||||
乳脂量 | 無脂固形分量 | 乳脂率 | 在群能力 | 肢蹄 | 乳房成分 | 尻の角度 | BCS | 体細胞スコア |
11 | 23 | 6 | 26 | 4 | 8 | 2 | 14 | -6 |