平板凝集反応における攪拌装置の工夫
1.目的
鶏のマイコプラズマ症(MG、MS)及びヒナ白痢症(SP)の検査において、同時に多数のサンプルを攪拌することで、作業時間の短縮を図るとともに、感作時間を一定にすることで検査精度を向上させる。
2.工夫の内容
1)診断液の連続分注:
・8連分注器を用いて3種類の診断液を同時に30検体以上連続して分注。
・3つの診断液を同時に吸引するため、遠沈管を利用し、専用のラックを作成。

2)攪拌機の作成:
・30検体(最大33検体、99穴)を一度に攪拌できるよう、検査版の区画の大きさに合わせた攪拌棒を配置した攪拌機を作成。
(写真左:分注器、写真中央:50ml遠沈管と専用ラック、写真右:診断液の分注)
(写真左:作成した攪拌機 (凸部分を下にして使う)、写真中央:攪拌操作、写真右:診断結果)
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