簡易定量消毒液注入装置
１．目的
高病原性トリインフルエンザ等の悪性伝染病の侵入防止対策として重要な、消毒槽の効果を維持するため、簡易な定量式の消毒液注入装置を作成し水道のリミッター（市販品）と組み合わせて消毒槽への消毒液の注入を正確かつ省力的に行う。
２．工夫の内容
・灯油汲み上げポンプと医療用シリンジの原理を応用し、陰圧で吸い上げ、注入できる18Lタンク直結の消毒槽への簡易定量消毒液注入装置とした。

・灯油ポンプの一部を用い、透明な内径20mmと通常の内径13mmの水道パイプ、パッキン等を組合せ、計算の上で目盛りを付け一定量を確認しつつ吸い上げ、目的の消毒槽に投入する。

・なお、車両用消毒槽の希釈用水の注入、市販のリミッター機能のある簡易な水道自動給水器（最大500L注入可）を用い、消毒液の希釈倍率の安定化に努める。
　関連ページ