飼料生産・環境対策

堆肥化処理

最終更新日 2021/08/31
当場では、飼養する約800頭の乳用牛から発生する年間約14,000tの家畜ふん尿を約3,000tの副資材を用いて堆肥化処理を行い、年間約4,000tの堆肥を生産しています。
当場の堆肥化処理は①切り返し式たい肥舎による1次処理(約1ヶ月)と、②ロータリー式発酵施設による2次処理(約1ヶ月)の2段階方式で実施しています。
1次処理
たい肥舎
切り返し作業
2次処理
発酵処理施設
ロータリー式攪拌機
生産される堆肥はすべて、約400haの当場の採草地や飼料用トウモロコシほ場へ散布し、地力向上や物理性の改善に役立てています。
また一部は、衛生検査を行って細菌を測定し、岩手牧場で設けた衛生基準値以下で合格したのものは敷料として哺育・育成牛舎に利用しています。
堆肥の敷料利用
採草地への散布