農場HACCP
最終更新日 2025/05/26
農場HACCPとは

農場HACCPは、畜産物の安全性を確保するための手法の一つです。これは、飼養衛生管理にHACCP(危害要因を分析し、必須管理点(CCP)を定めてリスクを管理する手法)の考え方やマネジメントの要素を取り入れ、継続的な改善を図るシステムです。 

この認証制度は、平成218月に農林水産省が公表した「畜産農場における飼養衛生管理向上の取組認証基準(農場HACCP認証基準)」に基づいて運用されており、認証団体が基準に従って畜産農場を審査・認証しています。

現在では、家畜や畜産物の安全確保の観点から、自然環境下で運営されることが一般的な畜産農場においても、HACCPの手法を導入した衛生管理体制の構築が求められています。

 

新冠牧場の取組

 

新冠牧場では、安全・安心な畜産物(生乳・食肉)を消費者の皆さまにお届けするため、牛の飼養衛生管理を徹底し、農場HACCPの認証取得に取り組んでまいりました。

このたび、衛生管理およびマネジメント体制を構築し、認証基準を満たしたことにより、令和7523日に農場HACCP認証を取得いたしました。

今後もPDCAサイクルに基づきHACCPシステムの継続的な見直しと改善を行い、より安全な畜産物の出荷と、信頼される農場づくりに努めてまいります。

 

家畜改良センター新冠牧場 農場HACCP認証書(2025523日)[PDFファイル:295KB]

 

 

農場HACCP運用に係る衛生管理方針について

新冠牧場では、HACCPの考え方を取り入れた衛生管理の導入及び法的規制の遵守並びに実施に関する方針(衛生管理方針)を作成し、必要に応じて更新しています。

最新の衛生管理方針はこちらをご覧ください。

 

家畜改良センター新冠牧場 衛生管理方針(202535日)[PDFファイル:23KB]