独立行政法人
家畜改良センター岡崎牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

平成23年度交流促進会及び研究講座の概要

中部日本養鶏研究会(会長:独立行政法人家畜改良センター岡崎牧場長、米田勝紀)は、平成23年10月14日、愛知県名古屋市内で交流促進会と研究講座を開催し、約50名の養鶏関係者が参集しました。

冒頭の挨拶で米田会長は、「今回は、いずれも大変重要なトピックが揃っている。中部養鶏研究会では、こうした重要な課題につきまして、講演会を開催してきており、今後とも更に洗練された会にしていきたいと思っている。引き続き皆様のご支援・ご協力をお願いする。」と述べました。

交流促進会では、東海4県及び岡崎牧場の取組や研究成果の報告があり、研究講座では、北海道大学大学院獣医学研究科教授で、人獣共通感染症リサーチセンター長の喜田宏氏から「H5N1インフルエンザウイルスの猖獗を絶つには」について、また三重県南勢家畜保健衛生所防疫課の野澤馨主査から、「高病原性鳥インフルエンザ発生農場の対応と養鶏現場における発生予防対策の具体例」について、ご講演をいただき、活発な質疑応答が行われました。

交流促進会(13:40~15:10)

  • 新銘柄鶏の開発
    松井繁幸氏(静岡県畜産技術研究所中小家畜研究センター)
  • 寒天製造残渣給与が卵黄中のヨウ素含量及び卵質に及ぼす影響
    石川寿美代氏(岐阜県畜産研究所養鶏研究部)
  • LED照明色が肉用名古屋種の生産及び行動に及ぼす影響
    井田雄三氏(愛知県農業総合試験場畜産研究部家きんグループ)
  • 熊野地鶏へのカンキツ搾汁粕及び飼料米給与が味覚バランスに及ぼす影響
    西川薫氏(三重県畜産研究所中小家畜研究課)
  • 卵肉兼用種(岡崎おうはん)に対する飼料米の給与
    山西真樹氏(家畜改良センター岡崎牧場)

研究講座(15:30~17:30)

H5N1インフルエンザウイルスの猖獗を絶つには
平成23年度写真①喜田宏氏(北海道大学)の画像

喜田宏氏
(北海道大学大学院獣医学研究科教授、人獣共通感染症リサーチセンター長)
講演は、インフルエンザウィルスの伝播機序や、インフルエンザウィルスにまつわる様々な迷信と科学的な解説など大変広範かつ有意義な内容でした。
高病原性鳥インフルエンザ発生農場の対応と養鶏現場における発生予防対策の具体例
平成23年度写真②野澤馨氏(三重県)の画像

野澤馨主査
(三重県南勢家畜保健衛生所防疫課)
講演では、三重県内における高病原性鳥インフルエンザの発生事例、発生農場の衛生管理方法、発生時の通報や防疫対応の詳細を説明していただき、高病原性鳥インフルエンザウィルスの進入を防ぐことがいかに難しいかを改めて認識させられました。
また、発生予防対策の具体例では、野生鳥獣の進入を防ぐ創意工夫等について紹介していただき、流行時期を控え留意すべきポイントについて、再確認することができました。
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