一般職員採用について

家畜改良センターでは、どのような人材を求めているのでしょうか。

何事にも前向きで、物事に積極的に取り組むことのできる方、他の職員と協力して目標に向かって取り組んで頂ける方を求めています。

家畜改良センターで採用している一般職職員の職種区分を教えてください。

一般職員採用は、「事務系職員」と「技術系職員」の二つに大きく区分されますが、更に技術系職員では、獣医師免許資格を採用要件とする「獣医職」、農学系学部等の卒業又は修了者を対象とする「技術職」に区分して採用を行っています。

技術系職員として家畜改良センターに採用されるには、どうすれば良いのでしょうか。

農林水産省が実施する獣医系技術職員採用試験(総合職(院卒)相当)、畜産系技術職員採用試験(一般職(大卒)相当)のいずれかの合格者で、当センターへの採用を希望する者の中から採用するほか、平成29年度採用からは当センターが独自に実施する採用試験による採用も実施しています。なお、職員募集の案内は、毎年ホームページに掲載するほか、就活サイトからもエントリーできます。

技術系職員の採用では農林水産省が実施する試験とセンターが実施する独自試験の併願はできますか。

併願は可能です。

技術系職員の採用では農林水産省の試験の合格者とセンターの試験の合格者で採用時に待遇の差はありますか。

同じ職種区分(獣医職又は畜産職)であれば、試験種類による採用時の待遇の差はありません。

事務系職員として家畜改良センターに採用されるには、どうすれば良いのでしょうか。

当センターが実施している採用試験により採用しています。なお、職員募集の案内は、毎年ホームページに掲載するほか、就活サイトからもエントリーできます。

家畜改良センター職員の以前の身分は国家公務員だったと思いますが、現在はどうでしょうか。

平成18年度から、非特定独立行政法人(平成27年度からは、独立行政法人のうち中期目標管理法人)となりました。このため、家畜改良センター職員の身分は国家公務員ではありません。ただし、処遇や勤務条件は国家公務員に準拠しており、国の機関等との人事交流も積極的に行っております。

最近の採用状況を教えてください。

令和2年度の採用者は、獣医系7名、畜産系15名、事務4名(うち女性16名(獣医系3名、畜産系10名、事務3名))、令和3年度の採用者は、獣医系5名、畜産系9名、事務8名(うち女性13名(獣医系3名、畜産系5名、事務5名))、令和4年度の採用者は、獣医系4名、畜産系9名、事務5名(うち女性13名(獣医系2名、畜産系8名、事務3名))です。

配属や採用後の担当職務はどうなるのでしょうか。

家畜改良センター本所も含め全国の牧場の総務部門、家畜改良部門、飼料作物種子部門等の部署に配属されます。本人の適性や希望等を考慮して、適材適所の人事に努めていますので、「採用時に牛担当であった者が豚担当に、飼料担当が家畜担当に」といった職務の変更の可能性もあります。また、企画調整・個体識別業務など、行政とつながりの深い業務もありますので、専門分野にとらわれず色々な仕事にチャレンジしていただけます。

人事異動について教えてください。

平均して3~5年で人事異動があります。異動範囲は全国です。異動先としては、当センター牧場間のほか、農林水産省、地方農政局、農林水産省所管の他の独立行政法人となっています。

初任給はどうなっていますか。

令和6年1月現在で、獣医職が224,100円、一般職が196,200円となっています。そのほか、通勤、扶養、住居、超過勤務等の各種手当(支給要件に該当する場合のみ支給)及び年2回ボーナスが支給されます。

研修制度について教えてください。

職員は、農林水産省が主催する中央畜産技術研修や当センターが主催する飼養管理・人工授精等の講習会のほか、当センターが独自に行う新人研修や人事院が主催する行政研修に参加し、知識・技術の習得に努めています。

資格は必要ですか。

担当業務によって、人工授精師や受精卵移植技術師の資格が必要となりますが、採用後に取得することもできるので、採用前に必ず必要というものではありません。但し、獣医系採用試験合格者は、採用日までに獣医師免許の取得が必要です。

海外留学等はできますか。

最新技術の習得や情報収集のための「海外派遣制度」が準備されており3ヶ月程度の短期派遣と2~3年の長期派遣の2種類があります。または途上国への技術支援のための「海外協力派遣」を利用することでの海外勤務も可能です。

健康診断は定期的に行われていますか。

1年に1回の定期健康診断のほか、人間ドックへの補助などもあります。