家畜改良

総合指数(NTP)

最終更新日 2026/02/10

 NTPは、産乳成分、耐久性成分および疾病繁殖成分の3成分から構成され、泌乳形質や体型形質等をバランス良く改良することで生涯生産性を高めることができる選抜指数です。
産乳成分は、乳脂量と乳蛋白質を改良することで、各成分率を下げずに泌乳形質を改良するためのものです。耐久性成分は、肢蹄および乳房の機能的な体型への改良に加えて、体格の適正化と在群能力の延長を図ることで、生産寿命を総合的に改良するためのものです。疾病繁殖成分は、繁殖成績と疾病に対する抵抗性の向上、そして泌乳曲線の平準化の遺伝的改良をもって、飼養管理が容易でかつ健康な雌牛を作出し、生涯生産性を向上するためのものです。

  • 乳房指数

乳房形質をバランスよく改良するための指数であり、数値が高いほど総合的に乳房の形状に優れていることを示す。

  • 大きさ指数

極端な大型化を抑制し、体格の適正化を目的とした指数であり、数値が低いほど体の大きさが小さいことを示す。

  • 繁殖性指数

空胎日数と未経産・初産娘牛受胎率を用いて、雌牛の繁殖性を総合的に改良するための指数で、数値が高いほど繁殖性に優れていることを示す。

  • 疾病抵抗性指数

乳房炎、胎盤停滞、産褥熱、第四胃変位、乳熱及びケトーシスの6つの疾病に対する抵抗性の評価値から構成されており、数値が高いほど疾病に対する抵抗性が強いことを示す。

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※BV =育種価、SD =推定育種価の標準偏差、AVG =ベース年生まれの推定育種価の平均値
 
※スケーリングパラメータ=0.5、定数=+2400

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※ただし、上記のBV(育種価)は、EBV、GEBV または GPAを示す。