独立行政法人
家畜改良センター岡崎牧場

家畜改良の推進、優良な種畜や飼料作物種苗の生産・供給等を通じて、
我が国の畜産の発展と国民の豊かな食生活に貢献することを使命としています。

ジーンバンク事業について(目的と運営の仕組み)

目的

我が国農林水産業、食品産業等の今後の発展を図るためには、先端技術の開発とその基盤である生物遺伝資源の確保が必要とされています。しかし、現在、我が国が収集・保存を行っている生物遺伝資源は不十分であり、欧米諸国に比べ立ち遅れています。また、世界的レベルで見ると、熱帯林の減少等により、貴重な生物遺伝資源が急激に減失してしまうおそれがあります。
以上のような諸情勢に対処するため、農林水産省の関係機関の緊密連携の下で、生物遺伝資源の総合的な収集、管理、提供を行い、農林水産業、食品産業等の技術開発の発展に資することとしています。

運営の仕組み

ジーンバンクの業務を円滑に推進するため、取り扱う生物別に部門分けし、各部門の中心機関をセンターバンクとし、その下にサブバンクを配置して、生物遺伝資源の収集、分類・同定、特性評価、増殖及び保存を行うとともに、生物遺伝資源及び生物遺伝資源情報を国立試験研究機関、民間、大学等に提供するシステムとなっています。
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