R5ソルガム等公的育成品種展示
最終更新日 2023/10/31
R5ソルガム等公的育成品種展示
 ソルガム、スーダングラス、ギニアグラスの優良品種及び夏牧草のテフグラス、なつ乾草、シロビエなど20草種・品種を並べた展示ほを設置しています。
 このうち、公的育成品種の展示として、ソルガム・スーダングラスについては、「秋立」、「涼風」を、ギニアグラスは、「ナツコマキ」、「パイカジ」、「うーまく」を栽培中です。


【ソルガム・スーダングラス】 
 「秋立」は、晩生のソルゴー型ソルガムです。BMR遺伝子を保有しますので茎葉部の繊維の消化性が高く、高収量が期待できる品種です。

 「涼風」は、早生のスーダン型ソルガムです。ロールベール体系の多回刈りで多収となり嗜好性もよいとの評判です。


【ギニアグラス】
 温暖な南西諸島では永年利用できます。九州地域では単年利用となります。

 「ナツコマキ」は、極早生の品種で、初期生育と踏圧抵抗性に優れ、九州~関東以南で夏作一年生牧草として栽培できる嗜好性が良い品種です。放牧特性にも優れます。

 「パイカジ」は、中生の品種で、永年利用及び品質に優れた採草向け品種です。出穂後の品質低下が遅く、利用適期が長い特徴があります。

 「うーまく」は、極晩生の品種で、晩秋まで出穂せず、耐倒伏性、再生力が良好なことから多収が期待できます。


 この展示ほは、要望いただければいつでも見学することができます。ご希望の方は、当場業務第二課 飼料班まで連絡をお願いします。 


栽培経過について
 播種を7月20日に実施しました。
 その後の生育の経過を紹介します。画像をクリックするとタイムラプス動画がご覧いただけます。
 倒伏が発生した品種の区から順次刈取を実施します。
 このため、本年度の展示は終了することとします。
 冬作はイタリアンライグラス・エンバクの展示を実施します。生育状況については、適時お問い合わせください。
 ソルガムの展示は、次年度も同様に取り組む予定ですのでご期待ください。
 
 
 
 
過去の取り組みについて

令和4年度の展示については、 こちら(R4ソルガム類展示)

R3年度の展示については、 こちら(R3青刈トウモロコシ展示)