優良な育種素材豚導入を繰り返し行います。
閉鎖した群の中で、能力検定を行い、その成績に基づいて改良を進めます。
系統造成とも称される手法であり、下記のように実施されます。
1.改良目標値を設定します。
2.素材となる基礎豚を導入し、群を閉鎖します。
3.閉鎖された群の中で血縁を考慮しつつ交配を行います。
4.産まれた子豚の能力検定を行います。
5.能力検定の結果から統計的手法を用いて遺伝的能力を推定し、次世代の豚を選抜します。
6.3~5を繰り返し、1年で世代を更新し、群全体の能力を高めていきます。また、群を閉鎖することから群内の血縁が高くなり、能力のバラツキが小さくなります。